飛び石連休で目当てのレストランがお休みで他に適当な店も開いてなかったので、いつでも開いているこの店に10年ぶり来て見ました。
入った所には水槽があります。
なんだか、入り口を見るとコテコテ海鮮レストランです(笑
カニを水槽から引き上げて、この店の定番のマリスカーダの用意をしていました。
今日は二人でサクッと食べたかったのでカウンターにしました。
メニューはテーブル席と同じ物が注文できます。
壁には相変わらず、著名人の写真が山盛り。
バルセロナではここのコレクションが一番でしょう(笑
お通し。
ポテトチップはスーパーで売ってるのと何ら変わり無し。
オリーブは平均レベルで普通。
シーフードコロッケ。
味の素の冷凍カニクーリムコロッケと言って差し支えありません。
ほとんど同じでよく似た味です。
但し、4個で千円。
評3/5
この店特製のロシアンサラダ。
地元新聞社発行のグルメガイドブックにこの店のお勧めとなっていました。
普通のバルとは全く違うものだと期待したのですが、結果は街場のバル以下。
ハーフポーションで少しの量なのですが8.10€
街場のバルでこの値段でこれを出したら客に刺されます(笑
2.5/5
私の好きなパラモス産のエビです。
せっかくいい素材なのに、冴えない調理で残念。
評3/5
カウンターの前で、ウエイターが生ハムを切っていました。
それを見ていたらおまけに、これを無料でくれました(笑
お味は悪くありません。
ブテイファラと豆。
このブテイファラ初めて見る物で皮が紙のようでした。
中はこんな感じ、松の実なんかも入っています。
お味は、今日食べた中で一番ましでした。
ただこの料理に28.80€の値打ちがあるか大いに疑問です。
評価3.2/5
おまけの茶菓子。
なんだか田舎のレストランに来たみたいです(笑
■一言メモ■
バルセロナで一番有名なレストランと言ってもいいかも知れません。
世界中から著名人(アメリカ大統領も含む)が訪れています。
料理について一言で言うと、大した事は全くありません。
料理人の技術うんぬんと言う料理ではなく、カニ、エビ、貝などのシーフードを素材で食べるだけの店です。
ただ、素材に関してはバルセロナで一番と言われていますし実際そうだと思いますが、私には全く興味の無い店となっています。
サービスは、高級レストランのエレガントさはありませんが目配り、気配りも良く愛嬌もあって悪くありません。
教育はしっかりされていると言う印象です。
値段に関しては、確かに素材は良いのでしょうがはっきり言って高い。
同じレベルの素材でしたら、「Passadis del Pep」で半額で食べれますし調理のレベルも向こうが上です。
ちなみに、ワインの値付けは市売価格の3倍以上。
私が常々言っているバルセロナでの適正価格は1.5~2倍までより遥かに高い。
10年前に一度、そして今回・次回来るのは10年後でしょうか(笑
日本人には、最初にマリスカーダ(エビ、蟹、貝等の盛り合わせ)を食べてその後パエリヤそして〆のデザートを食べて気持悪くなるまでお腹一杯になるという非常に分かりやすい店です。
評価59点