昼、夜共に37ユーロのコースがあり、コストパフォーマンスが
バルセロナ市内一番との噂を地元グルメのブログを見かけて来て見ました。
入り口からすぐのところに小さなテーブルが二つ。
その横を通り抜けて、奥へ入ると中はこんな感じ。
テーブル間のスペースましっかりとってありゆったりしています。
お通しのポテトチップは、まあどうでもいいものです。
パンは、白いパンかシリアルのどちらかを選べます。
味はまあ普通というところ。
アミューズ1。
ムール貝のエスカベシュ。
悪くないです。 評4/5
サンドイッチ。
中にはブテイファラ(ソーセージ)が入ってます。
お味は普通。 評3/5
なんだか中華のようです。
巾着袋に揚げた中には、ソブレサダ(マジョルカ産の豚の腸詰パプリカ風味)が入っています。
お味はまずまず。 評3/5
コロッケ。
結構これは美味しかったです。
最近食べたコロッケの中ではいい感じです。 評4/5
アミューズは量また味共にこのレベルなら満足感あります。
さて、前菜の一つ。
夏らしくブラタチーズと桃、チエリー、トマトのサラダ。
ところで、ドーンとチーズはまるごと一個乗っていてます出てきたときは、あまりのボリュームに笑えました。
桃は甘味はほとんど無くジャガイモと言ってもいいぐらいですが、
組み合わせ的には悪くありません。
私的には、オリーブオイルがもう少し効いてる方が良かったでしょうか。
評3/5
ペネデス産の鶏というのがいてその肉を使ったサラダです。
右は、タラのすり身その上にアンチョビ。
鳥の上にはペースト状焼き茄子がのっていて、味もわるくありませんし丁寧に作ってあります。 評4/5
メインは魚と肉をそれぞれ頼みました。
まず、魚はダルマガレイのグリル。
シンプルな料理に見えますし、実際そうなのですが、これが結構美味しいかったです。 評4/5
焼き加減も完璧です。
豚足料理です。
上には山羊のチーズが乗っていたりしますが・・
お味は、大した事はありませんでした。 評3/5
今日はコースだったので二人で、それぞデザート注文。
パイナップルスープの
上には、ポン菓子、ゴマにまた山羊のチーズです。
ヘビーなデザートは嫌だったのでこれにしたのですが、なかなか美味しい、当たりのデザートでした。 評4.5/5
ピーナッツのアイス。
上にはイチジクのカラメリゼ 。
まあまあ、美味しかったですね。
どれも、手抜き無しと言うとところでしょうか。 評4/5
プチフール。
左に見えるのがココナッツとマーマレードのボンボンでしょうか。
美味しくて、売っているんなら家に買って帰ろうかと思う程でした。
評4/5
■一言メモ■
今日のコースですが、前菜とメイン、デザートをそれぞれ6~9品程ある中から選ぶと言うスタイルです。
食べてみての感想は、どれもちゃんと手のかけた料理で味も悪くなく合格点と言えます。
サービスも平均点をクリアーしていて問題無し。
お店の作り雰囲気は、ちょっと大箱でがらんとした感じにも見えるんですがその分テーブルの大きさ、各テーブル間のスペースも十分ありますので全体的には悪くはありません。
絶品と言えるまでの料理は無かったのですが、今日のコースの値段37ユーロ、この料理がこの値段なら充分納得できる内容です。
ただ、一つマイナス点を言うと、ワインの値付けが非常に高い事でしょうか。
店頭価格の3倍近い掛け値が付いて一番安い、地元ペネデスのワインでも、20ユーロ以上しますし、ワインリストには殆ど安いワインが無くて大半は50ユーロ以上するものばかりで、今日は安いワインを選んだのですが、それでも33ユーロします。
バルセロナのレストランで出すワインの掛け値の相場は1.5~2倍と思いますのでいくらなんでも高過ぎです。
今日の支払いは二人で120ユーロちょいでした。
ワインの値付けにはかなり不満が残りますが、それ以外はこのクラスのレストランの選択としては無難な一軒だと言えます。
評価68点