最近出版されたバルセロナのガイド本です。
この中には、市内の観光名所はもとよりショップなどと一緒にレストランとバルが紹介されています。私が、読んで見ての感想は・・
私とはレストラン並びにバルに関して、少し好みが違うと言う印象でした。
この本に紹介されていて、未だ私が訪問した事の無い店を今日は検証してみます。
場所はバルセロナのショッピングのメイン通りでもあるグラシア通りの一番上と言えるデイアゴナル通りを越えて右のわき道に少し入ったところ。
不便な場所では無いですが、グラシア通に近いからと言ってそれほど便利な立地でと言う事もありません
12ユーロのランチのセットメニューがありましたが
そんな物を食べて、この店の評価をしてもしょうがないので、ちゃんと今日はアラカルトメニューで注文しました。
まず、パン1.6euro×2個 (3.2euro)
中はしっとりはしていたのですが・・、香ばしさも無く正直イマイチ。
美味しくも無いので二人で1個で充分、あと一個は手を付けずに残しました。
Milhojas de ceps, patata y butifarra del Perol. (7.85euro)
トリフオイルの臭いが強烈でした。
お味は、悪くはありませんがイマイチインパクトに欠けます。
ただ、この値段なら許容範囲。 評3/5
セプス茸(きのこ)の下にはマッシュポテトその間にはブテイファラ(ソーセージ)の段々重ねとなってます。
Arroz cremoso de pals con boletus edulis y esparragos verdes (8.75euro)
パルメザンチーズがたっぷり効いたリゾットです。
奥さんは美味しいとの事ですが、私はちょっと単調な気がしました。
でも、この値段なら文句は言えないのかも?。 評3/5
Magret de pato con salsa de flesa (13.9euro)
鴨のマグレット。
イチゴのソースと、付け合せもイチゴ。
肉はそれなりに味がしましたがソースがイマイチ。
流行と言えばそうなのですが、マンゴーだったり桃だったり・・
最近このフルーツ系のソースに飽き飽きしています。
こんな誰にでもできる簡単なソースじゃなく、ちゃんとした味わい深いソースで
食べさせて欲しいと思うのは私だけでしょうか?
評3/5
Bacalao confitado a 60℃ alcachofa y romesco (12euro)
バカラオ(鱈)のコンフィ。
60℃の低温調理と言う事です。
タラの味はそれなりなのですが、ロメスコソースは平凡と言うか何の工夫も無いのは残念。
付けわせのアーティチョークも平凡。 評3/5
Crepes farcits de dolce de leche y azucar quemado (4.85euro)
デザートは今日も二人でシエア。
クレープですが、お味は普通で全く面白み無し。 評3/5
■一言メモ■
今日の料理、どれも不味いと言う事はありません。
ただしどれか印象に残る料理があったかと言うと、それは皆無。
サービスについては、文句を付ける様な事もありませんしまた褒める様な事も無し。
店の作りはと言うと、今流行りのモダンな作りで最近よくある狭すぎると言う様な事も無く、雰囲気共にまずまず普通。
値段は今日食べた料理が飲み物抜きで二人で50ユーロちょい。
決して高くはありませんし、お得と言えばそうかも知れません。
ただ、私が再訪する日本から友人がバルセロナに遊びに来た時に連れて行くかと言うと、それは全く考えられません。
食べて、損をしたと言う事は無いのですが、結局どれも印象に残らない料理と言うのが結論。
評価64点