今日はシーフードの量り売りレストランに来て見ました。
このタイプのレストランの元祖は以前の記事で紹介した「LAPARADETA」がここバルセロナでは有名です。
今日は後発のこの店と両店の比較も兼ねてのレポートです。
お店は作り雰囲気は「LAPARADETA 」に比べると随分オシャレ。
注文するシステムは変わらないのですが、ここはウエイターがちゃんと料理を運んで来てくれます。
まあ、両店ともに普通と言うか適当に野菜を切っただけのシンプルな物で野菜はカットしてから大分時間が経った様で、切り口が変色していました。
ツナもしくはチーズ入りのどちらかの選択となります。
珍味のペルセベス(烏帽子貝)
向こうには無いものです。
スペイン人は好きですが、日本人にとっては美味しいと言うよりただ珍しいだけですけどね。
モンゴイカのグリル。
こちらの方が綺麗に盛り付けてありますし、焼き加減もちょうど。
カタクチ鰯のフライ。
向こうには無い物で、美味しく頂けました。
イカリング。
向こうに比べるとイカが小さくてイマイチでしょうか。
揚げの油切れがもう少し良いといいのですが。
タコ。
これも、向こうには無い物です。
味はバルセロナのほかの店の標準をクリアーしています。
あらためて、この料理はタコの茹で方以外ない料理だと実感。
マテ貝。
向こうより、サイズが大きくて食べ応えがあるのですがこの日はイマイチ鮮度が良くない気がしました。
エビのグリル。
悪くはありませんが、向こうの方のエビが美味しいように思います。
■一言メモ■
値段的には、「LAPARADETA 」に比べて1~2割高いようです。
お味はどちらも、どっこいどっこいと言うところでしょうか。
ただ、調理方は両店ともにあまり変わりは無いのですがこちらの方が、プルポガジエゴ(タコ)が食べれたり、小魚のフライがあったり、他にも米料理、ガスパチョ、また肉もあってバリエーションが豊富で、また使っている皿とか盛り付けもオシャレです。
サービスについては、他のレストランに比べてレベルの高いものではありませんが、「LAPARADETA 」に至っては全くサービスも無しのセルフサービス。
ですのでその点では、雲泥の差があると言ってもいいかも知れません。
あと、店の作りもこちらは現代風のコジャレたお店ですが、向こうは
雰囲気も何も無いドロドロの店ですから、その点は勝負にならないでしょう。
総評・・・
値段は、多少高いですがその差は知れたもの。
「LAPARADETA 」の欠点でもある、料理が単調で飽きる店に雰囲気がまるで無くサービスもまるで無しと言うところをさすがに後発だけあってその点を改善しているので、はっきり言って勝負はこちらに軍配があがります。
観光でバルセロナに来られる方でしたら間違いなくこちらの店が良いでしょう。
在住者でLAPARADETA好きマリスコ好きの方でこの店へまだ来られて無い方は、一度試しにどうでしょうか。
こちらの方が落ち着いて食べれますし、飽きなくていいですよ。
追)両店とも安くシーフードが食べれる言うことで、決して素材が良調理法に秀でたとかではまるっきりないので、グルメの方は他の店にした方が良いです。
評価66点