バルセロナのカフェ、レストラン文化を作り上げた伝説のカフェ.。
二代目オーナーの引退とともに2000年に閉店した同じ場所に昨年再開したそうです。
で、今日はここに
今日は、色々つまんでみました。
さて、つまみのの定番のコロッケ。
お味は悪くないです。
地元カタルーニャ産のソーセージの盛り合わせ。
ソーセージ自体は、たぶんそれなりに良い物を使っていると思うのですが、ただやたら薄く紙のようにスライスしてあって、切り方のせいか旨みに欠けるものでした。
フィデウア。
想像していた物と全く違いました。
注文した時に40分かかると言うわれたのですがこの料理を見て、その理由が全くわかりません。
味に関しては、なんだか日本の味がしたのですが悪くはありません。
ただ、40分も待たさなくても直ぐできるはずの単純な料理と味です。
エスカリバーダ。
焼き野菜の上に、モハマ(マグロの燻製のようなもの)が乗っていてその組み合わせは面白いのですが、お味はいたって普通。
モツ煮込み。
フィデウアが最初想像していたものと違ったのでなんだか同じような料理が続く事になりました。
これも、不味くはありませんがお味は普通。
最後にデザート。
カリット焼いたパンの上にチョコと塩。
甘いチョコレートに塩という組み合わせは悪くありません。
■一言メモ■
料理はミシュラン一つ星レストランのカルレス・アベジャン氏がプロデユース。
なので、彼のもう一軒の店「TAPAS24」と同じようなものです。
一皿それぞれ決して不味くはありませんがかと言ってこれは美味しいと感嘆できるような物も無く満足感に欠ける物でした。
まあ、レストラン、バルと言うよりこの店はカフェと考えて見るとこのぐらいの料理で良いのかもしれません。
ただ、最初に店の外から見た時と、中に入って来た時はレトロっぽくフランスのパリにありそうな店で、おお~っと思ったのですが
席について食べ始めてしばらくすると、目が慣れてきたのかリニュアールして再オープンしただけに、なんだか中途半端に新しく見えて今一つ味のない店に見えてきます。
改装と共に昔ながらの店の味が無くなったみたいです。
これもきっと、あと30,40年経てばまた味が出てくるのでしょう。
正直、現時点ではデイズニーランドとかのテーマパークによくあるなんだかわざとレトロ風に作ったあの味気のない張りぼてのレストラン、カフェの様な感じで私にはイマイチでした。
サービスについては、ウエイター、ウエイトレス共に一通り出来ているように見えるのですが、精算して店を出てみると雑なサービスだったような印象が少し残りました。
あと、値段は3人で行ってこれらの料理にワインをグラスでそれぞれ3杯程飲んで一人20ユーロちょいでしたので、適正価格か安めと言っても良いかもしれません。
客層は19~21時とスペインではまだ、早い時間だったせいかガイドブックを持った欧米人の観光客が全体の半分ぐらい。
最後に、合格点は付けてはいますし私の感想としては悪くは無いのですが・・
日本から旅行で来られる方はわざわざ行くほどの事もありません。
こちらバルセロナに住まれている方も話のネタに一回行けば十分でしょう。
満足度 71点