英語系のネットのグルメサイトを見ていて高評価だったので来てみました。
場所は知っていましたが看板も何もなく住所を頼りに観光客が
この店にたどり着くのはたいへんです。
入り口の写真をみてください(看板はレストランではなく隣の銀行のATMの印です)
どうみても、ただのさえないマンションの入り口です (笑
ただ、店に入ってみると案外と大きくて広く普通のレストランとなっています。
さて料理は、いわゆる日本で言うお任せとなります。
シーフードとお酒(カバ1本)デザートまで入ってのコースです。
↑写真は一皿目に出てくるコース唯一の肉系の生ハム ハモン・ハブーゴです。
味は、どうしてわざわざと言うぐらい旨みに乏しい生ハムでした。
さて、二皿目は貝の中身が日本のタニシのような感じです。
海で取れるので、ミニサザエと言う方が適切でしょうか。
身はプリプリしてなかなかいけます。
あさりのグリル。
食べて、すぐに良い貝を使っていると分かりました。
ただ、味付けに関してはいたって平凡でした。
魚とエビのミックスフライ。
揚げ加減は完璧でした!
ただ、なんだか恐い顔の魚ばかりよく集めたものです(笑
小エビグリル。
見た目は甘エビにも見えますが、 Gambitaといいます。
イカのグリル。
まさに昔の縁日の屋台のイカ焼きを思い出させる味でした。
素材の良さを感じます。
最高のエビとして有名なバルセロナから一時間ほどの地中海の港パラモス産のエビ。
さて、食べてみると・・
う~ん~ 絶品! これは誰がたべて美味しいでしょう。
ちなみに、大して大きくないエビですが1匹千円近いお値段となります。
最後は手長エビとなります。
これも、良い素材を使っているのは分かりますが さすがにエビ系がこれだけ続くと、味付けも似たり寄ったりですので もう、これはいいかなという感じです。
私的にはパラモスのエビで打ち止めでも良かったと思います。
そして、これはクロワッサン生地の中にカスタードクリームが入っています。
デザートは冴えないものでした。
最後に、おまけの食後酒。
スペインではお決まりのパターンでそれぞれ一杯づつのみました。
■一言メモ■
素材はバルセロナで手に入る一番の物を使っていると思います。
二人で150ユーロ程でしたが、日ごろ市場で見ている値段からみて決して高くない。
あとカバも酒屋で買う原価に近い値段設定で驚きました。
さて、値段と素材については文句無しですが料理の味付けについては最初から最後まで 同じような味付け、一言で言うと昔ながらの味付けで単調なものです。
素材だけでない、もう少し工夫した物が食べたかったです。
あとカバの値段付けは安いのですが、ここではテーブルの人数に関わらずいきなり 1本開けられます。
今回二人で行ったのですが食事の最初から最後までカバを飲むことになりました。
あと、サービスについてですがウエイターの皿を出す、また下げるペースが 非常に早くてもちろん悪気がある訳ではないのでしょうがわんこ蕎麦では、あるまいし 落ち着いて食べれません。
今回は21時に入って22時半には精算が終わって店を出て・・・
そう、今まで夜バルセロナのレストランで食べた最短時間を記録を 更新しました。
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