最近はやりの地元カタルーニャ地方産の食材を使ったレストランです。
店の名前のゆかりは地元産が99.9%ということですが残り0.1%は何なんでしょうか? 砂糖?
人気でチエーン展開も始めたようで、サグラダファミリア横に最近出来た店に行ってみました。
メニューです。
なんだか、まるで日本のファミレスのメニューのよう。
ここバルセロナではあまり見かけないタイプのメニューです。
料理の写真と共にカタルーニャ語、スペイン語、英語で書かれてあり旅行者にも大変親切にできています。
前菜に豆の炒め煮とトリンチャット(ジャガイモを蒸してつぶしたもの)
この2品を前菜に注文してみました。
上の豆の炒め煮と同じく作り置いたものをチンしたようで頼むとすぐに出てくるのはいいですが、チンし過ぎたようでやけどするぐらい熱かったです。どちらも、インパクトの弱い料理。
鴨のグリルにオレンジソース。
思っていたより量が少なかったです。
フルーツのソースは面白いかもしれませんが、ただそれだけでレベルの低い料理です。
それぞれポーションの量」が少なかったのでコカ(地元のサンドイッチ)を追加で頼みました。
パンの上に焼き野菜(エスカリバーダ)が乗っかっていてロメスコソースもかかっています。
美味しそうに見えたのですが、食べてみるとイマイチでした。
地元カタルーニャには結構良いオリーブオイルがあるのですが使われているそれには感じられず、パンもパリッとしてなくてここの料理は全て作り置きの料理と言うことなんでしょうか?
デザートと、モスカテル(甘いワイン)の組み合わせ。
いくつかある典型的な昔ながらの地元のデザートの一つです。
■一言メモ■
今回行ったこの店はまだオープンしてあまり時間も経っていないので土曜日のお昼でしたが大して混んでいなくて楽勝でした。
旧市街のサンタマリア・デル・マル教会近くの1号店は良く前を通るのですがいつも混んでます。
食材は地元カタルーニャ産にこだわっていて、また料理も地元の料理を基本にスタイリッシュにした感じです。
さて、味ですがはっきり言ってまずくは無いですがかといって美味しと言うのには無理があります。
チエーン展開しだした事でも解ると思うのですが、そこそこの味に安めのに設定した値段、その割りにオシャレに見える料理と・・・。
これは日本のみならず世界中同じということでしょうか。
地元料理にしては一皿の量が少なく、味も薄めですのでスペイン料理の味が濃くて量が多いと感じる方にはこの店は使えるかもしれません。
ただ私的には、食材を地元にこだわるているという理由と意味がよく解からない料理です。
最後に。
私の感想としては、今回限りでで充分です。
評価 60点